子どもの学力向上のために絵本の感想文を書き読書を勧める(どうぞのいす)
スーです。
私の好きな絵本。
どうぞのいす
【あらすじ】
うさぎさんが椅子をつくり、「どうぞのいす」と名づけました。
うまさんが「どうぞのいす」に「どんぐり」を置いて、ちょっと休憩。
その間に、「どうぞのいす」に置いてあるものがどんどん交換されていく。
(「どうぞ」とあるからそこにあるものを食べちゃった、代わりに今もっているものを置いておこう。と交換されていく)
「どんぐり」→「はちみつ」→「パン」→「くり」
うまさんが休憩(昼寝)から戻ると、「どんぐり」→「くり」に変わっていてビックリ。という話。
子どもから、本を読んで。と言われたら、迷わず「どうぞのいす」を読みます。
私が好きな本だからです。それが一番。
私が思う理想の暮らしが、「どうぞのいす」に、ありふれているから。
自分が嬉しいこと(得意なこと)を、相手にしてあげる。
相手が嬉しいと、自分の喜びになる。
困った時は、相手に助けてもらえる。
生活に必要なことは、自分が得意なことで相手に貢献していく。
人生は、そういうコミュニティを作ることだと思っています。
料理が好きな人、力が強い人、物を作るのが上手な人、人に教えるのが上手な人、
運動が得意な人、優しい人、片づけが上手な人、掃除が得意な人、色んな人がいる。
そういう人たちが上手く循環すれば、幸せな社会が出来る。
ということを心の中で描きながら、子ども達に読み聞かせをします。
読めば読むほど、自分が気持ちよくなっていきます。
そして、次の段階が、うさぎさん。
うさぎさんは、「どうぞのいす」を作ります。
この椅子こそが、コミュニティの基礎になるもの。
循環する社会を作る基礎になるもの。
どうしたら、うさぎさんになれるか?
うさぎさんになるためには、何をしたらいいのか?
そこに気づいてもらうまで、私はどうぞのいすを読み続ける
大人が読んでも心洗われる本