子どもが、いつも探し物をしていてもイライラしない方法

子どもは、いつも物を失くします。

そして、いつも物を探しています。

 

その理由は、忘れっぽいからではなく、集中力があるから。

 

大事なものを持っていたとしても、楽しいことがあれば、そちらに集中してしまうから、今大事なモノよりも、次の楽しいことに、興味が向いてしまう。

 

その結果として、モノを失くし、必要になった時に、探す。

 

集中力や好奇心があれば、あるほど、モノを失くし、探す時間が増える。

 

 

探す時間を無駄と考えている大人は、子どもがいつも探し物をしていると

イライラする。自分に余裕がない時は、怒り爆発。

(ただ、怒っても、自分がイライラするだけで、いいことは一つもない)

 

 

 

最近気づいた、そんな時の対処法は、歌を歌うこと。

 

歌は、歌うだけでリラックス効果があり、自分も周りにも余裕が生まれる。

 

 

子どもが探し物をしている時、歌う曲は…

 

井上陽水「夢の中へ(探し物は何ですか?)」

 

 

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探しものは何ですか?

見つけにくいものですか?

カバンの中も つくえの中も探したけれど見つからないのに

まだまだ探す気ですか?

それより僕と踊りませんか?

夢の中へ 夢の中へ行ってみたいと思いませんか?

 

休む事も許されず

笑う事は止められて

はいつくばって はいつくばって

いったい何を探しているのか

探すのをやめた時

見つかる事もよくある話で

踊りましょう 夢の中へ行ってみたいと思いませんか?

 

探しものは何ですか?

まだまだ探す気ですか?

夢の中へ 夢の中へ

行ってみたいと思いませんか

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これを歌っていると、どうでもよくなってきます(笑)

 

 

1番は、子ども向けです。

探し物は何ですか?

→見つからなかったら、見つからなかったで、必要ないんじゃないの?

 

2番の歌詞は、大人向け(1番も大人も関係しますが)

休むことが許されない仕事(もしくは行事など)、面白いのに笑うのを我慢する場面、嫌であってもはいつくばってやらなければならないこと

→やっていることは本当に重要なことですか?1ヶ月後に死ぬとして今日やらないといけないこと?

 探すのをやめたら、楽になるよ。

 

 

 

本当に大事なものは、そんなにたくさんない。

無くすのは、そこまで大事じゃなかったから。

大事なモノであれば、次から無くさないように気をつければいいだけ。

 

子どもは、10回言って、できれば儲けもの。

なぜなら、集中力の塊ですから。

無くさない子がいるなら、もっと集中できる環境を作って、モノを失くすほど集中できるなんかが必要。