本を読まない子どもが、本を読むようになる読書
三度の飯より、活字とマンガが好きな スーです。
本を読む子どもに育てるにはどうしたらいいのでしょうか?
産まれつきの向き不向きもあるでしょうが 、
我が家の子どもが本を読まない理由が分かりました。
本を読まないのは、漢字が読めないから!!
ただ、子どもは、自分から漢字が読めないとは言いません。
本に興味がない。と言います。
自分が読める漢字が書いてある低学年の本は、プライドが邪魔して読まないようです。それなりの情報量がある本は、大人向けに書かれていることも多く、
小学生にはハードルが高いのかも知れません。
しかし、漢字が読めないから本を読まないと気づくまでに、2年かかりました。
(本当に、本が好きではないと思っていました)
いったん本を読むことに対して苦手意識を持つと、
どこかで解消しない限り、ずっと本を読まないままです。
本を読むきっかけが、必ず必要となります。
これまで、子どもが本を読むようにと、
あえて、子どもの前で本を読むようにしていました。
親が本を読んでいたら、
子どもも興味を持つだろうという思惑でした。
(その結果、親が本を読むそばで、テレビを見たり、ゲームをする子ども達…)
また、まずは、漫画だ!と思い、
子どもがサッカーが好きだったので、ホイッスル(漢字にふり仮名がある)を大人買いしました。
(その結果、子どもは読まずに大人が何度も読んでいる…)
さらに、まずは、リアル情報か!とサッカーの雑誌を与えました。
(それでも読まないので、シュートシーンの写真等を切り抜き、本田などの特集のみ残して、本は処分)
失敗に次ぐ失敗です。
そこで、
「サッカー上達のために、知識の習得や、意識の持ち方が必要」というように、本を読む目的を伝えました。
本を読むことが目的でもないし、漢字を覚えることが目的でもない。
本を読むのは、サッカー上達の「手段」であり、「目的」はサッカーの上達にある。と伝えました。
今回の取り組み
見開き一ページの本を読む。
最初にざっくりとした文章の要約を話しました。
次に、分からない漢字には丸をつけながら読むように伝えました。
そして、漢字の読み方を教える。
分からないと言いながらも、文章の流れから推測して
〇〇?という風に聞いてきました。
漢字が読めないのではなく、
読めないかも知れないという不安が、読書を遠ざけていました。
よく、本は、子どもが読みたい本を読ませる。
と言われますが、その通りですね。
伝記や親のおすすめの本を子どもに読ませても、続かない。
誘導はしつつも、最後は子任せで、祈るしかない。と感じました。
まとめ
本を読まない子どもが、本を読むようになる読書とは、
・子どもが好きな本を選ぶ(スポーツ、ゲーム攻略本、マンガ、その他)
・子どもと大人で一緒に本を読む
・なぜ本を読んだ方がいいのか、丁寧に何度も伝える