子どもの誘拐の予防と原因と対策

スーです。


今日から、子ども達の夏休みが始まりました。
約一ヶ月の夏休み、羨ましい限りですね。


夏休みは、子どもが、日中に自由に出回り、親の目が届かない事が増えます。
その時に、事故や誘拐から身を守るために、学校からお便りが出ています。


①予防

「いかのおすし」

ついて「いか」ない
「の」らない
「お」おごえをだす
「す」ぐにげる
「し」らせる

1.知らない人に着いて行かない
2.知らない人の車には乗らない
3.知らない人が来たら、大声を出す
4.知らない人が近づいて来たら、すぐ逃げる
5.知らない人が変なことをして来たら、誰かに知らせる

知らない人と関わりを持たないということです。

 


②原因

マンションの隣の人がどういう人か分からないという世の中で、
ほとんどの人が「知らない人」に分類されると思います。

核家族や、転勤が多い家庭は、人付き合いが限られており、
子どもの友達も分からない。子どもの友達は分かっても、その両親は分からない。

平日は両親仕事、子どもは習い事に行く。休日は家族で旅行や団らん。
日頃、家族以外との接点がない。

 

 

③対策

・地域のボランティアに参加して、知人を増やす
掃除、募金、お祭り、何でもいいので、何かに参加して知り合いを増やす。
その知り合い経由で、色々な出会いがある。

 


・小学校PTA、関連の活動に参加する
近年、小学校におやじ会という会が運営されている学校があります。
お父さんが休日に子どもと遊ぶ、教育するという機会です。
1人では出来ないことを、人を募ってグループで楽しむ。

 


・スポーツや習い事に参加
チームプレーを通じて、友達が増え、町で歩いていてもいつも知り合いに遭遇する
自分が悪いことはできなくなるし、悪いことに巻き込まれそうな時に、
周りから声をかけてもらえる。


・お祭りに参加する
私は、これが一番だと感じます。
福岡の祇園山笠、大阪のだんじり祭りなど、荒っぽい祭りは、
多少治安が良くないところで活発に活動されています。
本来では、問題を起こしそうな子が、祭りの影響で、問題を起こさない。
ことが起きていると思います。

地域のお祭りなので、縦横斜めの関係性が出来ています。
例えば、〇〇区の△△が悪いことしていた。という忠告(斜め関係の報告)があれば、
上下の関係で確認が入り、悪いことをしていた人がその行為が出来なくなります。
もしくは、色々な方面から見られているので悪いことが出来ないくなります。

知り合いが多いということは、それだけで、抑止力が働きます。

 

 

 


まとめ

自分の生活リスクを下げるためには、知り合い(支援者)を作る必要がある。
もし、自分が明日死んだ場合に、残された家族が何とか生きていける環境を作る。
むしろ、父親がいなくても、何の不便もない生活の基盤を作る。

これは、周りから助けてもらうしかないし、自分も周りを助ける。
お互い持ちつ持たれつの関係が、事故や誘拐から身を守る手段だと考える。


知らない人がいたら、逃げる。のではなく

自分の子どもが知らない人と話をしていたら、地域の人が声をかけてくれる環境を作る

自分の子どもだけでなく、他の子どもにとっても、そういう環境でありたい。