サラリーマンの出世の極意は、子育てにもつながる

入社して10年経ってから、やっと出世の方法が分かってきました。

 

出世する一番の方法は、一番身近の評価者に好かれること。

間違っても、仕事で成果を上げる事、会社に貢献することが一番ではない。

もちろん、社長の方針に従って仕事をすることでもない。

 

自分の給料を決めるのは、直属の上司であり、社長ではない。

(社長の直属の部下だったら、上司は社長になるけども)

 

なので、

 

仕事で成果を上げるが、上司批判をする者

仕事はほどほどだけど、文句を言わないYESマン

もしくは、仕事で成果を上げすぎて、上司の上司から引っ張られる人(これは稀)

 

そもそも論、営業ですら一人で成果を上げているわけではなく、

チームで仕事をしているので、個人で仕事をしている気になっていても

周りからみると、チーム全体の仕事であり、そこでの評価は好き嫌いになる。

(嫌いとまではいかないが、好きと普通に別れる)

 

 

これを子育てで考えると、

親の言うことを聞く子どもは、好かれる(評価される)

スポーツが出来る子は、好かれる(評価される)

勉強ができる子は、好かれる(評価される)

近所の人に挨拶をする子は、好かれる(評価される)

いつもニコニコしている子は、好かれる(評価される)

 

つまり、周りから良く思われる人が好かれる。

悪く言うと、周りの評価ばかり気にして

 

大人も子どもも、仲間を三人集めるところから始める

 上手くいく活動は、コアメンバーが最低3人いる。

これは、ここ20年の実体験に伴った仮説です。

 

あるグループで、方向性を決める時、

一人だと、声の大きい発言者のみになり、発言者の意見に好意を持つ人だけ動く。多人数がいる場合は周りの状況を見て、少数派にならないように動く人が多い。

2人だと、発言者と煽っていく副キャプテン的な感じになり、グループとしての方向性が整っていく。一方で、反対意見の人、少数派になりたくない人を取りこぼしてしまい、短期的には動きはできるが、長期的になると破綻してしまう。

三人だと、一人が主張し、一人が煽り、一人がフォローし、バランスのいい方向つけが出来る。2人で疾走しているところに一人が軌道修正をしていく感じで、全体の流れが出来る。大きな流れになってしまえば、そのまま流れに乗って進んでいく。

 

子どもの友達との付き合いにおいても

3人だと、3人ともにやりたいことが一緒になることは少ないが、

誰かが喧嘩して気まずい雰囲気になった時に、一人が間に入ってフォローできる。三人それぞれが別の方向に行ったとしてもそれぞれが客観的に言い合いが出来る。 2人だと喧嘩別れする。

 

3人というのは、面倒なことも多いが、長期的に見るとバランスがいい。

 

 

活動の中で、一人が頑張りすぎて上手くいかない場合は、完全燃焼してしまって、情熱が燃え尽きてしまう。会社でいうところの、うつ病に近い感じ。

2人入れば、フォローし合えるので、一人にかかる負担が軽くなる。一方で2人だと、自分はこれだけ頑張っているのに相手が何もしない。というように自分の期待値以下の仕事になると、途端に仲間割れの言い合いが始まってしまう。

これまで仲良くやってきただけに、期待を下回ると、これまで以上に批判をし合う関係になってしまう。

 

ここでストップをかける事ができるのが、3人目の存在。

冷静にお互いを見て、批判や評価するのではなく、話を聞き、協力する事で、活動が前に動き出す。3人目は目に見える活動は不要であるが、2人が活動を推進していく手伝いをやることで、2人の険悪な雰囲気を取り除いていく。

 

 

時短術の極意 迷ったらすぐやる、やらないことは忘れる

時間がないのは、時間を無駄に使っているから。

お金持ちでも、貧乏な人でも、大人でも、子どもでも1日は24時間。

 

時間を有効的に使うためには、無駄な時間を省かなければならない。

お金を持っていれば、東京から福岡の移動は迷わず飛行機。

しかし、お金がなければ、青春18きっぷを使って丸一日身体を酷使して移動。

これは、金で時間を買う。ということですね。

年収1億円の人は、飛行機で移動すればいいし、月収10万円の人は鈍行電車で移動すればいい。

 

だけども、一番もったいないのは、東京から福岡に行くときに、

どうやっていこうか迷う時間。迷う時間は何も生み出さない。

お金がないのなら、鈍行電車で移動すればいいけど、鈍行電車で移動すると疲れるからやめておこう…など、行くと決めた後に、行く行かないまで考えるくらいなら、すぐに鈍行電車に飛び乗るべき。電車にさえ乗れば、当日に到着する。

 

これは、仕事や私生活でも大いに発生する現象です。

 

仕事だと、来週のプレゼンの資料作りは来週から取りかかる。と決めても不安になり、いつも気にかけている状態。来週やると思っていても心のどこかでやらないといけない…と思うと、無意識のうちに脳の集中力を分散させてしまう。

不安になるくらいなら、今、この瞬間から時間を決めて、プレゼン資料を作成し、不安をなくす作業をすべき。

 

私生活でも、料理、洗濯、片づけ、掃除をしなければいけない時に、後からやろうと考えていると、ずっと心のどこかでやらなければならないと感じてしまい、今、この瞬間に集中できない。

やらないと決めたら、そのことは忘れる。やらなければならないと思うのなら、すぐに取りかかる。

 

時短の極意は、すぐやること。

 

 

 

目標は、期限が近ければ近いほど実現する

1年後のありたい姿、10年後のありたい姿…

将来の目標を持つことは非常に大切だけど、先を考えれば考えるほど、今を雑にあつかう。

 

明日のために今日を我慢してはいけない。

 

 

最近のニュースを見ていると、会社の決算報告で、

来年赤字ですが、3年後に黒字回復します。

5年スパンで考えます。2030年のあるべき姿を目指します。

など、先の先を報告されるケースがある。

 

2030年の利益を考えたら、来年の利益が上がるの?

来年の利益を考える前に、今年の利益。それよりも今月の利益だし、今日の利益。

 

10年後を考えて、今日を考えないから利益が出ない。

もちろん、10年後を見越して会社の軌道修正をすることは意義のあることだけど、

目の前の利益が出ていなければ、10年後に存続しているかも不透明なわけで、

今日に集中しなければならない。

 

 

子どもの教育でも同じで、

サッカー選手を目指す子に、プロのレベルをいくら教えても実感が出来ない。

これは、小学生に高校生の数学の問題を解けと言っているようなもの。

目標は、本人が理解でき、今日達成できることを掲げる。

短いスパンだと成果が見にくいので、1週間単位で達成する計画を自分で立てる。

計画達成できなかったら、振り返って、変更/更新していく。

人生は、その繰り返し。

 

だからこそ、軌道修正ができるように、毎日期限を設けて、毎日目標を達成する。

 

 

 

 

家族仲がいいと、友達ができにくい、しかし友達がいないことに価値がある

当たり前の論法なのですが、

 

家族仲がいいと、家族で一緒にいることが多く、家族だけの時間が多い。

その分、友達と遊ぶ時間が減るので、結果として友達ができにくい。

 

 家族の時間は大事だけども、

友人知人と顔を合わせる時間を作ることが、友達を作る秘訣

時間を共有し、趣味や興味を共有することで親しくなっていく。

 

私の子ども時代は、友達は多かったように思いますが、

小学校、中学校の友達で今も継続して中いい人は、ほとんどいない。

もちろん、高校、大学の時の友達も今ではほとんど面識がない。

やはり、付き合いがあるのは、いま近くにいる人…の中で、気が合う人になる。

たとえ、仲がいい人がいたとしても、引越しをすると疎遠になるし、

次にまた新たな人との付き合いができてくる。

 

なので、子どもが学校でいじめられているとしても

一過性のもので、環境を変えればいいし、しばらくすると付き合う環境も変わる。

変わらないのは、家族だけ。

そういう意味では、無理して友達を作らなくてもいいし、今が嫌でもそのうちよくなるし、今が楽しくてもそのうち悪くなることもある。

 

 

それでは、なぜ友達を作るのか。

 

それは、今を楽しむために、同じ楽しみを共有する人をつくるため。

昔は同じ楽しみを持っていたとしても、10年経つと楽しみも変わる。

だから、友達も変わる。

 

友達ができないと悩んでいる人がいるとしたら、

楽しみが特化しすぎていて、周りと共有できないから。

友達がいないということは、ある意味、特別な能力。

特に幼少期に共有できることは、テレビやゲーム、遊び、スポーツが多く、

その時々の表面的な付き合いが多い。

 

成長していくにしたがって、本好きであれば、好きな作家や好きな思想家が出てくる。

その趣味嗜好が似ているからこそ、友達になれば、楽しくなる。

 

 

 

 

 

 

子育ては、宇宙飛行士を目指すが、失敗したらスポーツ選手になる

宇宙飛行士とは、スポーツできる、勉強できる、対人能力高いの

三拍子そろった職業だと考えています。

 

その中で、誤ってスポーツ選手になっちゃった人は、勉強や対人能力より

スポーツに特化してしまったというだけの話。

 

特化するという、偏った成長の結果が、第一人者になる