スラムダンクの流れが変わる時と人生の流れが変わる時

ふと、思う。

 

もし、スラムダンクの最後の試合 山王戦で桜木が怪我をしなかったら…

試合の流れはどのようになっていたのか?

楽に勝っていたかもしれないし、負けていたかもしれない。

 

あのタイミングで、観客席に突っ込み、怪我をしてでも、ボールをつなげることが、

あの瞬間の重要な出来事であり、どうしても避けられない運命ではなかったのかと。

 

あの我武者羅さが、観客の心をつかみ、試合の流れが大きく変わった。

あそこでボールを諦めていたら、怪我をすることはなかったが、試合の流れも変わってなかったかもしれない。

 

結果論ではあるが、勝つためには、怪我をしてでもボールを取ることが必要だった。

 

 

 

 

怪我という一点で見ると、いいことではない。

でも、必要なこともある。

 

 

スラムダンクで振り返ると、

豊玉戦では、流川が負傷し、

陵南戦では、桜木が負傷し、

海南戦では、赤木が負傷し、

翔陽戦では、三井が負傷し、

決戦では、常に誰かが負傷している。

 

物語を面白くするため、と言えば面白くないが、おそらく負傷することに意味がある。

その負傷をもとに、反省し、精進し、意識を改め、次につなげる。

他人の負傷が、自分の考え方にも影響を与える。一人に頼りすぎていた気づきが得られる

 

 

その時、失敗をすることが、物語の中では必要だった。

 

 

 

 

人生でも同じで、やっぱり、失敗や怪我や挫折など、嫌なことこそ、

その時に必要だったのではなかろうかと思っている。

 

その時には、最悪な出来事であっても

後から振り返ってみると、ベストなタイミング起きている…はず。

あとは、自分がそのタイミングで、考えをプラスに持っていけるかどうか。

 

 

物事に対するポジティブな考えが大事。

 

 

大変なことが起きて、頑張っている時こそ、周りが応援してくれる。

 

 

そう思わずにはいられないほど、せっぱつまっている(笑)