ドラえもんに見る兄弟愛の大切さについて

スーです。


ドラえもん とかけて 子どもの成長 ととく、
その心は、無償の愛が大事です。


話は、
のび太が誰かに後をつけられている、というところから始まる。

そして、その追いかけていた人物は…ジャイ子であった。
時には、道端を。またある時は、のび太の家までつけられていた。

 


一方、食欲がなく、気落ちしている妹を気遣う兄(たけし)は、
妹が心配になり、こっそりと妹の部屋に入り、妹の机をあけると…そこには…

 


のび太の写真!!!!

 

 

現行犯(ストーカー行為)、物的証拠(写真)により、結婚秒読み状態

 


そこからの、兄(たけし)の行動はが素晴らしい。

 


普通であれば、のび太は止めとけと説得にかかる。

お見合いに来たら門前払いのような状態(勉強できない、スポーツできない、他も特技少

ない)であるにもかかわらず、兄(たけし)はのび太に妹に告白するように勧める。あろ

う事か、自宅に招き、2人っきりにする。
2人っきり作戦がうまくいかなかったため、のび太に告白の特訓をする。


ここは、見習うべきポイント。

もし、娘が冴えない男を結婚相手に選んだとしても、
娘を愛するが故に、どんな男でも受け入れることができるか?どうか?

否、見た目大事、学歴大事、収入大事、能力大事、人当たり大事。


だけども、娘が連れてきた男は、自分には分からない、目には見えないいいところがある

はず。娘を信じることができるかどうか。
娘を信じる教育ができているかどうか。


兄(たけし)は、妹の相手ではなく、妹に注目している。
相手がどういう人物だろうが、妹が信じる人であれば、信じる。


自分を信じ、妹を信じる、損得勘定がない、すがすがしい兄弟愛だった。

 

 

 

一方、当のジャイ子は…漫画家志望で、行きずまっていた。

恋愛物のマンガが書けず、コメディタッチに活路を見出し、
生きるコメディの、のび太の後をつけ、”観察(ネタ探し)”するようになった。

また、原稿の進み具合が悪い時も、(ドジなのび太の)写真を見て、
こんな人でも生きているんだから、私のスランプなんて大したことない!と奮起していた