便利は人を疎遠にし、不便は人を幸せにする

 

スーです。

最近は”幸せ”をキーワードに本を読んでいます。

本日は、以下の3冊を読了

・働くアリに幸せを
小倉優子の幸せ♥ごはん
・幸せな人生は「筋トレ」から

今は多読の時期で当たり外れが多く、
幸せ探しはこれからが本番だと感じています。


本日は、働きアリの話。
働きアリは、2割は良く働き、6割はあまり働かず、2割は働かない。
という話は有名です。
おそらく、会社でも、学校でも、家庭でも同じだと思います。

 


そこで、今と昔の家庭の家事に注目します。

2018年、今ここ。

すごく便利になりました。
分からない言葉があれば、グーグル先生が教えてくれる。
暑かったら冷房、寒かったら暖房、それをスマホで操作。
食器は食洗器。ご飯は炊飯器。洗濯物は洗濯機。掃除は掃除機、今ルンバ。

ちょっと昔。

昔は当たり前だけど、今考えると不便。
分からない言葉があれば、考える。聞く。本を読む。
暑かったら行水、寒かったら集合、それを家族共同で。
食器は水洗い、ご飯はかまど、洗濯物は洗濯板。掃除は掃き、拭き。


昔の家庭をアリに例えると、
2割の良く働くアリ(=母)が手が回らない時は、
6割のあまり働かないアリ(=子ども)の協力が不可欠になる。
2割の働かないアリ(=父?)の協力さえ必要になる。

しかし、そこには、協力があり、家族の助け合い(=助け愛)が存在する。

母「ご飯作るから、父はかまどの火付け、長男は洗濯、長女は掃除よろしく!」
父「しゃーねーな」
長男「はいはーい」
長女「はいはーい」

そこには会話があり、絆がある。


一方で、2018年の家族をアリに例えると
2割の良く働くアリ(=母)は、1人で全ての家事を担当。
6割のあまり働かないアリ(=子ども)は、部屋にこもる。
2割の働かないアリ(=父?)は、仕事から帰ってこない。

便利な家電を駆使し、食事はスーパーで惣菜購入。

母「…(スマホでエアコンON、炊飯器ON、洗濯機ON、ルンバON、食洗器ON)」
父「…(深夜まで会社で残業)」
長男「…(自室で受験勉強)」
長女「…(自室でスマホ)」

会話はなく、疎遠。母以外の家事スキルもたまらない。

 

 

…と、極端な例をあげましたが、
便利になって、家族の会話がなくなると、人と人との交流の機会が不足する。

 


やはり、幸せになるためには、

「薪で炊いた五右衛門風呂」 と 「洗濯板で洗濯」

この2つしかない。


どうにかこの2つが出来ないものか…と頭悩ます今日この頃。